Java Desktop System Release 3 システム管理

CPU リソースをあまり必要としないウィンドウフレームオプションを使用する

一部のウィンドウフレームテーマオプションは、ウィンドウフレームを描くのにイメージファイルを読み込みます。ほかのオプションは、より簡単な方法でウィンドウフレームを描きます。

Crux ウィンドウフレームオプションは画像ファイルをロードするので、CPU リソースが限られたシステムでは動作が遅くなる恐れがあります。CPU 使用率を減らすには、以下のいずれかのウィンドウフレームオプションを使用します。

以下のウィンドウフレームオプションも、Crux よりは CPU リソースの使用率が少なくなります。


注 –

Metabox は、HighContrastInverse などの反転制御オプションとは正しく動作しません。反転制御オプションを使用する場合は、Atlanta を使ってください。


ウィンドウフレームテーマのオプションを変更するには、次のコマンドを実行します。

# gconftool-2 --type string --set /apps/metacity/general/theme option-name

Atlanta を使用する場合は、次のコマンドを実行します。

# gconftool-2 --type string --set /apps/metacity/general/theme Atlanta

または、テーマ設定ツールで適当なオプションを選択します。


ヒント –

Metacity テーマビューアを使用して、ウィンドウフレームオプションのパフォーマンスを測定したり、オプションをプレビューできます。Metacity テーマビューアを起動するには、次のコマンドを使用します。

# metacity-theme-viewer option-name

たとえば、Atlanta のパフォーマンスを測定し、Atlanta をプレビューするには、次のコマンドを実行します。

# metacity-theme-viewer Atlanta