Sun Ultra 27 ワークステーション Windows オペレーティングシステムインストールガイド

外部ストレージドライバディスクの作成

ローカルのフロッピーディスクまたはフロッピー以外のメディアの配布方法の場合、Windows Vista Ultimate のインストールを進める前に外部ストレージドライバが含まれる適切なメディアを準備します。

次のシステム構成および素材が使用できる状態にしてください。

Procedure外部ストレージドライバディスクを作成する (フロッピーまたはフロッピー以外のメディア)

Sun では、Windows Vista Ultimate のインストールに必要な外部ストレージドライバディスクの手動作成に必要なファイルを用意しています。

  1. Sun のダウンロードサイトから windows.zip をダウンロードした場合 (第 2 章ドライバパッケージのダウンロードを参照)、手順 2 に進みます。 —または— Tools and Drivers DVD を、CD/DVD ドライブを搭載した Windows システムに挿入します。CD が自動で起動します。メインメニューで、「終了 (Exit)」ボタンをクリックします。次の補足手順に従います。

    1. エクスプローラを起動し、Tools and Drivers DVD に移動します。

    2. ドライバのフォルダをダブルクリックして開きます。

    3. 手順 9 にスキップします。

  2. Microsoft Windows を実行している、フロッピードライブを搭載したシステムで、windows.zip ファイルを一時ディレクトリにコピーします。

  3. Windows エクスプローラを起動します。

  4. ダウンロードしたファイルを保存したフォルダに移動します。

  5. windows.zip を選択します。

  6. 「ファイル」メニューの「すべて展開」をクリックします。


    注 –

    使用中のバージョンの Windows エクスプローラで圧縮フォルダがサポートされていない場合は、サードパーティーのユーティリティーを使用して zip ファイルの中身を展開します。展開後、ディレクトリ構造を変更しないようにしてください。


  7. ファイルを新しい (空の) フォルダに展開します。

  8. Windows エクスプローラを起動し、展開したファイルが入ったフォルダに移動します。

  9. windows フォルダをダブルクリックして開きます。

  10. オプションの Sun StorageTek SAS PCIe 4 ポート内部 HBA を使用している場合、SAS フォルダをダブルクリックして開き、手順 11 にスキップします。 —または— ACHI10 ディスク制御装置を使用している場合、次の補足手順に従います。

    1. Windows タスクバーの「スタート」ボタンをクリックします。

    2. 「ファイル名を指定して実行」をクリックします。

    3. 「名前」フィールドに次のコマンドを入力します。

      drivename:\source_path\windows\sata\setup.exe -a -pc:\ destination_path


      注 –

      -p フラグのフラグと引数の間に空白を入れないでください。


      drivename は設定ファイルが存在するドライブ文字で、source_path は設定ファイルのパス、c:\destination_path はファイルの展開先です。

    4. コマンドを実行すると、インストールプログラムが起動します。クリックしてプロンプトを進めます。

      これによりドライバがインストールされるわけではありませんが、ドライバファイルが指定した destination_path にコピーされます。


      注 –

      -p フラグを指定しない場合、ファイルは c:\Program Files\Intel\Intel Matrix Storage Manager に展開されます。


    5. Windows エクスプローラを起動し、展開したファイルが入ったフォルダに移動します。

  11. インストールに一致する Windows バージョンフォルダ (32 ビットまたは 64 ビットの Windows) をダブルクリックします。

  12. 次のいずれかの手順を実行します。

    • 空の CD/DVD を、システムの USB CD/DVD ドライブ (CD/DVD に書き込み可能なドライブ) に挿入します。

    • 空のフォーマット済み USB フラッシュディスクを、システムの USB ポートに挿入します。

    • 空のフォーマット済みフロッピーディスクを、システムに接続された USB フロッピードライブに挿入します。

  13. フォルダ内のすべてのファイルをディスクにコピーします。

  14. 第 4 章オペレーティングシステム用のディスクの準備に進みます。