Sun Java System Communications Services 2005Q4 リリースノート

一般的な問題

Communications Express へのログイン後の表示を選択するためのオプションがなくなった。(6195844)

デフォルトの表示を選択するオプションが「グローバルオプション」から削除されました。オンラインヘルプにはこの変更が反映されていません。

ユーザーが認証済みである場合でも URL に完全修飾ホスト名が必要となる。(5008104)

完全修飾ホスト名が指定されていないと、Communications Express は完全に設定できません。ユーザーが認証されている場合でも、URL が完全修飾ホスト名でなければ Cookie にドメイン名が設定されません。

回避策

常に完全修飾ホスト名を使用してアプリケーションにアクセスします。

Communications Express のアップグレード時に HTTP 502 エラーが表示される。 (6300650)

x86 版 Solaris 上の Communications Express は、Messenger Express の JES4 バージョンと JES3 バージョン間における互換性の問題が存在します。ユーザーがログアウトする際に Communications Express から HTTP 502 エラーが報告されます。

回避策

Messaging Server (または Messaging Server MEM) を JES4 バージョンの Messaging Server にアップグレードします。

Linux 上の config-uwc 設定ファイルに無効なパス情報が含まれている。(6263554)

Linux 上の config-uwc 設定ファイルに含まれる Application Server 用のパス名が無効です。これは、Solaris 上では有効だが Linux 上では無効なデフォルトパスを指し示しています。

回避策

間違ったパス情報を次に示します。


Install directory: /opt/SUNWappserver/appserver
Directory Domain: /var/opt/SUNWappserver/domains/domain1
Document Root Directory: /var/opt/SUNWappserver/domains/domain1/docroot

これを次のように変更してください。


Install directory: /opt/sun/appserver/appserver
Directory Domain: /var/opt/sun/appserver/domains/domain1
Document Root Directory: /var/opt/sun/appserver/domains/domain1/docroot

UWCAuth サーブレットが NullPointer 例外をスローする。 (6272426)

Sun Java System Application Server 上に配備された Communications Express の依存コンポーネントが複数ノードにまたがって配備されているような配備シナリオでは、Communicaitons Express UWCAuth サーブレットから NullPointer 例外がスローされます。

回避策

Application Server を再起動します。