デフォルトでは、Java VM は、オペレーティングシステムのシャットダウンまたはユーザーのログアウトが行われることを示すシグナルを Windows からキャッチし、Java VM 自身を完全にシャットダウンします。この動作により、ユーザーが Windows からログアウトすると Application Server サービスがシャットダウンされます。ユーザーがログアウトするときにサービスがシャットダウンされないようにするには、-Xrs Java VM オプションを設定します。
-Xrs Java VM オプションを設定するには、as-install\domains\domain-name\config\domain.xml ファイル内の、Java VM オプションを定義するセクションに次の行を追加します。
<jvm-options>-Xrs</jvm-options>
Application Server サービスが稼働している場合、変更を有効にするには、そのサービスを停止して再起動します。
Windows 2003 Server インストールでは、-Xrs オプションを domain.xml ファイル追加しても、サービスのシャットダウンを防止できないことがあります。この場合は、次のように、このオプションを as-install\lib\processLauncher.xml ファイルに追加します。
<process name="as-service-name"> ... <sysproperty key="-Xrs"/> ...