Sun Java System Application Server 9.1 高可用性 (HA) 管理ガイド

LOCAL Java Message Service

「タイプ」属性が LOCAL (クラスタインスタンスのデフォルト) の場合、Application Server はデフォルト JMS ホストとして指定された MQ ブローカを起動および停止します。MQ プロセスはアウトプロセスで (別個の VM 内で) Application Server プロセスから起動されます。Application Server は、追加のポートをブローカに提供します。このポートはブローカによって、RMI レジストリを起動するために使用されます。このポート番号は、そのインスタンスに対して設定済みの JMS ポートの番号に 100 を加えたものです。たとえば、JMS ポート番号が 37676 の場合、この追加のポート番号は 37776 になります。

Application Server インスタンスと Message Queue ブローカの間に 1 対 1 の関係を作成するには、タイプを LOCAL に設定し、各 Application Server インスタンスに異なるデフォルト JMS ホストを指定します。この作業は、クラスタが Application Server と MQ のどちらに定義されているかに関係なく行えます。

LOCAL タイプでは、「起動引数」属性を使用して MQ ブローカの起動パラメータを指定します。