Sun Java System Application Server 9.1 高可用性 (HA) 管理ガイド

高可用性のためのクラスタの設定

この節の操作を開始する前に、1 つ以上の Application Server クラスタが作成されている必要があります。クラスタの作成方法については、「クラスタを作成する」を参照してください。

ドメイン管理サーバーが稼働しているマシンで、次のコマンドを使用して、HADB を使用するようにクラスタを設定します。

asadmin configure-ha-cluster --user admin --hosts hadb_hostname1,hadb_hostname2 [,...] --devicesize 256 clusterName

hadb_hostname1hadb_hostname2 などを HADB が稼働している各マシンのホスト名に、clusterName をクラスタの名前に置き換えます。次に例を示します。

asadmin configure-ha-cluster --user admin --hosts host1,host2,host1,host2 --devicesize 256 cluster1

この例では、各マシンに 2 つのノードが作成され、HADB のフェールオーバー時でも高可用性が確保されます。–hosts オプションに続くホスト名の順序は重要であるため、この例は --hosts host1,host1,host2,host2 とは異なります。

1 つのマシンだけを使用している場合は、そのホスト名を 2 回指定する必要があります。本稼働の設定では、複数のマシンを使用することをお勧めします。