Sun Java System Application Server 9.1 高可用性 (HA) 管理ガイド

異機種システム混在デバイスパスの設定

ノードまたはサービスごとに異なるデバイスパスを設定するには、hadbm create-- set オプションを使用します。デバイスには、DataDeviceNiLogDevice (ノード内部ログデバイス)、RelalgDevice (関係代数クエリーデバイス)、および NoManDevice (ノードマネージャーデバイス) の 4 種類があります。各 name =value ペアの構文は次のとおりです。ただし、-devno は、deviceDataDevice の場合にのみ必要です。

node-nodeno.device-devno.Devicepath

次に例を示します。

--set Node-0.DataDevice-0.DevicePath=/disk0,
Node-1.DataDevice-0.DevicePath=/disk 1

次のようにして、履歴ファイルへの異機種システム混在パスを設定することも可能です。

node-nodeno.historypath=path

履歴ファイルについては、「履歴ファイルの消去と保存」を参照してください。

特定のノードまたはデバイス用に設定されていないデバイスパスは、すべて --devicepath の値にデフォルト設定されます。


注 –

デバイスパスおよび履歴ファイルの場所の変更は、hadbm set および hadbm addnodes コマンドを使用して行います。