設定属性の値を設定するには、hadbm set コマンドを使用します。有効な属性のリストについては、「設定属性」を参照してください。
hadbm set [dbname] attribute =value[,attribute= value...] [--adminpassword=password | --adminpasswordfile=file] [--agent=maurl]
dbname オペランドにはデータベース名を指定します。デフォルトは hadb です。
attribute=value リストは、コンマで区切られたまたは引用符で囲まれスペースで区切られた、属性のリストです。
コマンドオプションの説明は、「一般的なオプション」を参照してください。
このコマンドが正常に実行されると、データベースは以前の状態またはよりよい状態で再起動されます。データベースの状態については、「HADB の状態の取得」を参照してください。「データベースの再起動」で説明されている手順に従って、HADB を再起動します。
次の属性は、hadbm set では設定できません。その代わりに、データベース作成時に設定します (「データベースの作成」を参照)。
DatabaseName
DevicePath
HistoryPath
NumberOfDatadevices
Portbase
JdbcUrl (この値は、データベース作成時に --hosts および --portbase オプションに基づいて設定される)。
hadbm set を使用して ConnectionTrace と SQLTraceMode 以外のいずれかの設定属性を設定すると、HADB の順次再起動が実行されます。順次再起動では、各ノードが一度に 1 つずつ、停止して新規の設定で起動します。このとき HADB サービスは中断されません。
ConnectionTrace または SQLTraceMode を設定した場合、順次再起動は実行されませんが、変更は Application Server インスタンスから作成された新規の HADB 接続に対してのみ反映されます。