Sun Java System Application Server 9.1 高可用性 (HA) 管理ガイド

Procedureノードエージェントの JMX 対応リスナーを編集するには

ノードエージェントは、JMX を使用してドメイン管理サーバーと通信します。このため、JMX 要求を待機するポートとその他のリスナー情報が必要です。

  1. ツリーコンポーネントで、「ノードエージェント」ノードを開きます。

  2. 編集するノードエージェントの設定を選択します。

  3. 「JMX」タブをクリックします。

  4. 「アドレス」フィールドに、IP アドレスまたはホスト名を入力します。

    リスナーが一意のポート値を使用してサーバーのすべての IP アドレスを待機する場合は、「0.0.0.0」を入力します。それ以外の場合は、サーバーの有効な IP アドレスを入力します。

  5. 「ポート」フィールドに、ノードエージェントの JMX コネクタが待機するポート番号を入力します。

    IP アドレスが「0.0.0.0」の場合、ポート番号は一意のものである必要があります。

  6. 「JMX プロトコル」フィールドで、JMX コネクタがサポートするプロトコルを入力します。

    デフォルトは rmi_jrmp です。

  7. 「すべてのアドレスを受け付ける」の横にあるチェックボックスをクリックして、すべての IP アドレスに接続できるようにします。

    ノードエージェントは、ネットワークカードに関連付けられた特定の IP アドレスを待機するか、またはすべての IP アドレスを待機します。すべてのアドレスを許可すると、「待機するホストアドレス」プロパティーに値「0.0.0.0」が設定されます。

  8. 「レルム名」フィールドで、リスナーの認証を処理するレルムの名前を入力します。

    このページの「セキュリティ」セクションで、リスナーが SSL、TLS、あるいはこの両方のセキュリティーを使用するように設定します。

    安全なリスナーを設定するには、次の手順を実行します。

  9. 「セキュリティー」フィールドの「有効」ボックスにチェックマークを付けます。

    デフォルトで、セキュリティーが有効になります。

  10. クライアント認証を設定します。

    このリスナーを使っている個々のクライアントにサーバーへの認証を要求する場合は、「クライアント認証」フィールドの「有効」ボックスにチェックマークを付けます。

  11. 証明書のニックネームを入力します。

    「証明書のニックネーム」フィールドに、既存サーバーの鍵ペアと証明書の名前を入力します。

    証明書および SSL の操作の詳細については、管理コンソールのオンラインヘルプを参照してください。

  12. SSL3/TLS セクションでは次の手順を実行します。

    1. リスナーで有効にするセキュリティープロトコルにチェックマークを付けます。

      SSL3 と TLS のどちらか、または両方のプロトコルにチェックマークを付ける必要があります。

    2. プロトコルが使用する暗号化方式群にチェックマークを付けます。

      すべての暗号化方式群を有効にするには、「サポートされるすべての暗号化方式群」にチェックマークを付けます。

  13. 「保存」をクリックします。