Sun Java System Application Server 9.1 高可用性 (HA) 管理ガイド

Procedureノードスーパーバイザープロセスに root 権限を許可する

  1. ルートとしてログインします。

  2. 作業用ディレクトリを HADB_install_dir/lib/server に変更します。

    NSUP 実行可能ファイルは clu_nsup_srv です。

  3. 次のコマンドを使用して、ファイルの suid ビットを設定します。

    chmod u+s clu_nsup_srv

  4. 次のコマンドを使用して、ファイルの所有者をルートに設定します。

    chown root clu_nsup_srv

    これにより、clu_nsup_srv プロセスがルートとして起動され、プロセス自身にリアルタイムプライオリティーを許可できるようになります。

    セキュリティーへの影響を回避するために、リアルタイムプライオリティーはプロセスが起動されるとすぐに設定され、プライオリティーが変更されたらプロセスは実効 UID に戻ります。ほかの HADB プロセスは、標準のプライオリティーで実行されます。