Sun Java System Application Server 9.1 高可用性 (HA) 管理ガイド

Procedureデータベースの再作成によりノードを追加する

次の手順により、プロセス全体の HADB 可用性を維持することができます。

  1. 各 Application Server インスタンスに対して、次のようにします。

    1. ロードバランサの Application Server インスタンスを無効にします。

    2. セッション持続性を無効にします。

    3. Application Server インスタンスを再起動します。

    4. ロードバランサの Application Server インスタンスを再度有効にします。

    可用性を維持する必要がない場合は、ロードバランサのすべてのサーバーインスタンスを無効にしてすぐに再度有効にできます。こうすることで、時間を節約するとともに、古いセッションデータのフェイルオーバーを防ぎます。

  2. 「データベースの停止」で説明されている手順に従って、データベースを停止します。

  3. 「データベースの削除」で説明されている手順に従って、データベースを削除します。

  4. 「データベースの作成」で説明されている手順に従って、追加のノードでデータベースを再作成します。

  5. 「JDBC 接続プールの設定」で説明されている手順に従って、JDBC 接続プールを再設定します。

  6. セッション持続性ストアを再ロードします。

  7. 各 Application Server インスタンスに対して、次のようにします。

    1. ロードバランサの Application Server インスタンスを無効にします。

    2. セッション持続性を有効にします。

    3. Application Server インスタンスを再起動します。

    4. ロードバランサの Application Server インスタンスを再度有効にします。

    可用性を維持する必要がない場合は、ロードバランサのすべてのサーバーインスタンスを無効にしてすぐに再度有効にできます。こうすることで、時間を節約するとともに、古いセッションデータのフェイルオーバーを防ぎます。