Oracle Solaris Studio 12.2: dbx コマンドによるデバッグ

呼び出しスタックの操作によってコードを表示する

プロセスが存在するときにコードを表示する方法としては、さらに「呼び出しスタックを操作する」方法があります。この方法では、スタック操作コマンドを使用して現在スタック上にある関数を表示します。その結果、現時点でアクティブなすべてのルーチンが表示されます。スタックを操作すると、現在の関数とファイルは、スタック関数を表示するたびに変更されます。停止位置は、スタックの「底」にあるものと考えられます。したがって、そこから離れるには up コマンドを使用します。つまり、main 関数または begin 関数に向かって移動します。現在のフレーム方向へ移動するには、down コマンドを使用します。

呼び出しスタックの移動についての詳細は、「スタックを移動してホームに戻る」を参照してください。