Oracle Solaris Studio 12.2: dbx コマンドによるデバッグ

files コマンド

ネイティブモードでは、files コマンドは正規表現に一致したファイル名を表示します。Java モードでは、files コマンドは dbxで認識されているすべての Java ソースファイルのリストを表示します。Java ソースファイルが .class または .jar ファイルのように同一のディレクトリにない場合、$JAVASRCPATH 環境変数を設定しない限り dbx はそれらを発見できない場合があります (「Java ソースファイルの格納場所の指定」を参照)。

ネイティブモードの構文

files

現在のプログラムに対してデバッグ情報を提供したファイルすべての名前を一覧表示します (-g によってコンパイルされたもの)。

files regular_expression

指定の正規表現に一致し -g によってコンパイルされたファイルすべての名前を一覧表示します。

ここで

regular_expression は、正規表現です。

次に例を示します。

(dbx) files ^r
myprog:
retregs.cc
reg_sorts.cc
reg_errmsgs.cc
rhosts.cc

Java モードの構文

files

dbx で認識されているすべての Java ソースファイルの名前を表示します。