loadobject -exclude コマンドは、指定した正規表現に一致するロードオブジェクトを自動的に読み込まないように指定します。
loadobject -exclude ex_regexp [-clear]
ここで
ex_regexp は正規表現です。
このコマンドは、指定した正規表現に一致するロードオブジェクトのシンボルを dbx で自動的に読み込まないように指定します。ほかの loadobject のサブコマンドでの regexp とは異なり、ex_regexp を指定しない場合は、すべてのロードオブジェクトを対象に処理が実行されることはありません。ex-regexp を指定しない場合は、このコマンドは前の loadobject -exclude コマンドで指定した除外パターンを表示します。
-clear を指定した場合は、除外パターンのリストが削除されます。
現時点では、この機能を使用してメインプログラムや実行時リンカーを読み込まないように指定することはできません。また、このコマンドを使用して C++ 実行時ライブラリを読み込まないように指定すると、C++ の一部の機能が正常に機能しなくなります。
このオプションは、実行時チェック (RTC) では使用しないでください。