/etc/inet/inetd.conf のエントリ形式は、ソケットサービス、TLI サービス、RPC サービスによってそれぞれ異なります。RPC サービスの場合の inetd.conf のエントリ形式は次のようになります。
表 5–3 RPC inetdサービス
サービス |
説明 |
---|---|
rpc_prog/vers |
RPC プログラム名に / とバージョン番号 (またはバージョン番号の範囲) を付けたもの |
endpoint_type |
dgram (非接続型ソケット)、stream (接続型ソケット)、tli (TLI 端点) のどれか |
proto |
* (サポートされているトランスポートすべてを意味する)、nettype、netid のどれか。または、nettype と netid をコンマで区切ったリスト |
flags |
wait または nowait のどちらか |
user |
有効な passwd データベースに存在しているユーザー |
pathname |
サーバーデーモンへのフルパス名 |
args |
デーモンの呼び出し時に渡される引数 |
次に、エントリの例を示します。
rquotad/1 tli rpc/udp wait root /usr/lib/nfs/rquotad rquotad
詳細については、inetd.conf(4) のマニュアルページを参照してください。