Solaris 共通デスクトップ環境 上級ユーザ及びシステム管理者ガイド

複数のユーザの言語を設定する

Xconfig ファイルを使用して言語を設定する場合、ログイン画面がローカライズされ、すべてのユーザに対して LANG が設定されます。これは、マルチディスプレイ・システムで、すべてのディスプレイの LANG を変更する唯一の方法です。(Xconfig を変更するには、/usr/dt/config/Xconfig/etc/dt/config/Xconfig にコピーします。)

言語は、次の行を /etc/dt/config/Xconfig に配置することで設定されます。

dtlogin.host_display.language: language 

たとえば、次の行はディスプレイ my_host:0LANGSwedish_locale に設定します。

dtlogin.my_host_0.language: Swedish_locale 

dtlogin クライアントは、その言語の適切なメッセージ・カタログを読み込み、ローカライズされたログイン画面に表示します。次に dtlogin クライアントは、/etc/dt/config/Xresources リソース・ファイルの以下のリソースを使用して、ロケールのリストを判定します。

Xconfig ファイルは、選択した言語のために NLSPATH 環境変数を適切に設定する必要がある場合があります。その必要がない場合、または NLSPATH 環境変数を自分で設定したい場合は、NLSPATH 環境変数を参照してください。