Solaris 共通デスクトップ環境 上級ユーザ及びシステム管理者ガイド

既存のアクション定義を変更するには

システムのどの使用可能なアクション (組み込みアクションも含む) も変更できます。


注 –

組み込みアクション・データベースを変更する際には注意してください。組み込みアクションは、デスクトップ・アプリケーション上で動作するように設計されています。


  1. 変更するアクション定義を検出します。

    アクション定義のデフォルトの位置は、次のとおりです。

    • 組み込みアクション: /usr/dt/appconfig/types/language

    • システム共通アクション: /etc/dt/appconfig/types/language

    • 個人用アクション: HomeDirectory/.dt/types

    システム位置が追加されている可能性もあります。アクション用にシステムが使用している位置のリストを参照するには、次のコマンドを実行します。

       dtsearchpath -v

    システムは、DTDATABASESEARCHPATH の下に表示されるディレクトリを使用します。

  2. 必要に応じて、アクション定義のテキストを、次のいずれかのディレクトリにある新規または既存のファイルにコピーします。

    • システム共通アクション: /etc/dt/appconfig/types/language

    • 個人用アクション: HomeDirectory/.dt/types

    /usr/dt/appconfig/types/language ディレクトリにあるファイルは編集してはいけませんので、組み込みアクションをコピーしなければなりません。

  3. アクション定義を編集します。

  4. 編集が終わったら、ファイルを保存します。

  5. [デスクトップツール] アプリケーション・グループにある [アクションの再読込み] をダブルクリックします。