Solaris 10 インストールガイド (Solaris Live Upgrade とアップグレードの計画)

ブート環境の構成の表示

ブート環境の構成を表示するには、「List」メニューまたは lufslist コマンドを使用してください。出力される情報は、ブート環境マウントポイントごとの、ディスクスライス (ファイルシステム)、ファイルシステムの種類、およびファイルシステムのサイズです。

Procedure非アクティブブート環境の構成を表示する (キャラクタユーザーインタフェース)

手順
  1. メインメニューから「List」を選択します。

  2. 構成を表示するブート環境の名前を入力します。


    Name of Boot Environment: solaris8
    
  3. F3 を押します。

    次の例ではリストを表示しています。


    Filesystem                fstype       size(Mb) Mounted on
    ------------------------------------------------------------------
    /dev/dsk/c0t0d0s1         swap           512.11 -
    /dev/dsk/c0t4d0s3         ufs           3738.29 /
    /dev/dsk/c0t4d0s4         ufs            510.24 /opt
  4. F6 を押して「List」メニューに戻ります。

Procedureブート環境の構成を表示する (コマンド行インタフェース)

手順
  1. スーパーユーザーになるか、同等の役割になります。

    役割には、認証と特権コマンドが含まれます。役割の詳細は、『Solaris のシステム管理 (セキュリティサービス)』「RBAC の構成 (作業マップ)」を参照してください。

  2. 次のコマンドを入力します。


    # lufslist -n BE_name
    
    BE_name

    ファイルシステムの詳細を表示するブート環境の名前を指定します。

    次の例ではリストを表示しています。


    Filesystem                fstype       size(Mb) Mounted on
    ------------------------------------------------------------------
    /dev/dsk/c0t0d0s1         swap           512.11 -
    /dev/dsk/c0t4d0s3         ufs           3738.29 /
    /dev/dsk/c0t4d0s4         ufs            510.24 /opt