Solaris 10 の概要

ELF オブジェクトの署名

この機能は、Solaris 10 3/05 で新しく追加されました。

Solaris 10 OS のライブラリファイルと実行可能ファイルには、それらの整合性の検証に利用可能な電子署名が付属しています。電子署名を使用すると、ファイルの実行可能部分の変更や意図的な改ざんをすべて検出できます。

Solaris 暗号化フレームワークのプラグインは、システムに読み込まれると自動的に検証されます。署名付きファイルを手動で検証するときは、elfsign コマンドを使用します。開発者や管理者は、elfsign を使って、自分が持っているコードにも署名を付けることができます。

詳細は、elfsign(1) のマニュアルページを参照してください。