zonecfg および zoneadm コマンドは、あるシステムから別のシステムへ非大域ゾーンを移行できるように変更されました。使用された手順では、停止したゾーンをその現在の場所から切り離し、ゾーンを新しい場所に接続します。移行先システムの大域ゾーンでは、次のものが実行されている必要があります。
元のホストと同じリリース
元のホストと同じバージョンのオペレーティングシステムのパッケージおよびパッチ
ゾーンの切り離し処理では、別のシステムにゾーンを接続するために必要な情報が作成されます。ゾーンの接続処理では、新しいマシンがそのゾーンのホストとして正しい構成を備えているかどうかが検証されます。新しいホストでゾーンパスを使用可能にする方法はいくつかあります。したがって、あるシステムから別のシステムにゾーンパスを実際に移動する処理は、ゾーン管理者が手動で実行します。
新規システムへの接続時に、ゾーンはインストール済みの状態になります。
詳細は、次の項目を参照してください。
zonecfg(1M) のマニュアルページ
zoneadm(1M) のマニュアルページ