Solaris 10 の概要

システム管理の機能拡張

Solaris 10 10/08 リリースでは、次のシステム管理機能および拡張機能が追加されました。

ZFS コマンドの改善と変更

以降の節では、ZFS ファイルシステムの新機能を概説します。これらの新機能の詳細は、『Solaris ZFS 管理ガイド』を参照してください。

次の各機能は、Solaris OS の以前のリリースで導入されたものです。

これらの改善と変更の詳細は、『Solaris ZFS 管理ガイド』を参照してください。

関連する ZFS 機能については、次の新機能に関する項を参照してください。

ZFS ファイルシステムによる Solaris インストールツールのサポート

Solaris 10 10/08 リリースでは次の Solaris インストールツールが拡張され、ZFS ファイルシステムをサポートするようになりました。

詳細は、『Solaris ZFS 管理ガイド』を参照してください。

以前の Solaris 10 リリースについては、次に示す、Solaris インストールツールの制限された ZFS ファイルシステムサポートを参照してください。

SunVTS 7.0 Patch Set 3

SunVTSTM 7.0 Patch Set 3 は従来の 3 層アーキテクチャーモデルに従っており、ブラウザベースのユーザーインタフェース、JavaTM テクノロジベースの中間サーバー、および診断エージェントを含んでいます。SunVTS Patch Set 3 に含まれる拡張機能は次のとおりです。

SunVTS の詳細については、http://docs.sun.com/app/docs/prod/test.validate を参照してください。

DTrace の lockstat プロバイダ

Solaris 10 10/08 以降のリリースでは、スピンカウント (spins) を表示していた DTrace lockstat プローブが、スピン時間をナノ秒で返すようになりました。lockstat プロバイダのインタフェースと lockstat コマンドのオプションは、変更されていません。