Solaris 10 の概要

routeadm コマンド

この機能は、Solaris Express 9/03 で新しく追加されました。

システム管理者は、新しい routeadm コマンドを使用して、システムのすべてのインタフェースに対して IP 転送およびルーティングを設定できます。routeadm を使用して適用した設定は、ブート時に構成ファイルから読み取られるシステムデフォルトより優先されます。

routeadm コマンドでは、システムのすべての IPv4 または IPv6 インタフェースについて、大域パケット転送機能を有効または無効にすることもできます。また、routeadm を使用してシステムのすべてのインタフェースのルーティングデーモンを有効にすれば、システムをルーターとして設定することができます。IPv6 環境では、ホストの動的なルーティングを有効または無効にするために、routeadm を使用することもできます。

詳細は、routeadm(1M) のマニュアルページおよび『Solaris のシステム管理 (IP サービス)』を参照してください。