Solaris ボリュームマネージャの管理

Procedureホットスペアを有効にするには

  1. スーパーユーザーになります。

  2. 次のどちらかの方法でホットスペアを「使用可能 (available)」状態に戻します。

    • Solaris 管理コンソール内の「拡張ストレージ」から「ホットスペアプール (Spare Pools)」ノードを開き、ホットスペア集合を選択します。「アクション (Action)」、「プロパティ (Properties)」の順に選択します。さらに「ホットスペア (Hot Spares)」パネルを選択します。画面の指示に従います。詳細は、オンラインヘルプを参照してください。

    • 次の形式の metahs コマンドを使用します。


      # metahs -e hot-spare-slice
      
      -e

      ホットスペアを有効にすることを意味します。

      hot-spare-slice

      有効にするスライスの名前を指定します。

      詳細については、metahs(1M)のマニュアルページを参照してください。


例 17–12 ホットスペアを有効にする

この例では、metahs コマンドで、修理の完了したホットスペア /dev/dsk/c0t0d0s2 を「使用可能 (Available)」状態にします。ホットスペア集合を指定する必要はありません。


# metahs -e c0t0d0s2