サービスの起動に関する問題が発生した場合、ブート時にシステムがハングアップする可能性があります。この手順は、そうした問題のトラブルシューティングを行う方法を示しています。
どのサービスも起動しないでブートします。
このコマンドを実行すると、svc.startd デーモンはすべてのサービスを一時的に無効にし、コンソール上で sulogin を起動します。
ok boot -m milestone=none |
システムに root としてログインします。
すべてのサービスを有効にします。
# svcadm milestone all |
ブートプロセスがどこでハングアップするのかを確認します。
ブートプロセスがハングアップしたら、動作していないサービスを確認するために、svcs -a を実行します。/var/svc/log のログファイル内でエラーメッセージの有無を確認します。
問題が解決したら、すべてのサービスが起動していることを確認します。
通常のブートプロセスを継続します。