Solaris のシステム管理 (基本編)

Java Web Console へのリモートアクセスを使用可能にする

コンソールが実行されているシステムにログインして https://localhost:6789 の URL を使用する方法でしかコンソールに接続できない場合、そのシステムではリモートアクセスを防止する設定が使用されています。Solaris 10 11/06 リリース以降では、次の手順を使用して、ほかのアクセス制限はそのままで、コンソールへのリモートアクセスだけを使用可能にすることができます。

ProcedureJava Web Console へのリモートアクセスを使用可能にする方法

  1. コンソールが実行されているシステムで、スーパーユーザーになるか、同等の役割になります。

    役割には、認証と特権コマンドが含まれます。役割の詳細については、『Solaris のシステム管理 (セキュリティサービス)』「RBAC の構成 (作業マップ)」を参照してください。

  2. コンソールサーバーがネットワーク要求に応答できるようにするためのプロパティーを設定し、コンソールサーバーを再起動します。


    # svccfg -s svc:/system/webconsole setprop options/tcp_listen = true
    
    # smcwebserver restart