このトラブルシューティングの手順を実行する前に、次のパッケージがインストールされていることを pkginfo(1) コマンドで確認してください。
SUNWmc – Solaris 管理コンソール 2.1 (サーバー構成要素)
SUNWmcc – Solaris 管理コンソール 2.1 (クライアント構成要素)
SUNWmccom – Solaris 管理コンソール 2.1 (共通の構成要素)
SUNWmcdev – Solaris 管理コンソール 2.1 (開発キット)
SUNWmcex – Solaris 管理コンソール 2.1 (例)
SUNWwbmc – Solaris 管理コンソール 2.1 (WBEM 構成要素)
これらのパッケージには、基本的な Solaris 管理コンソール起動ツールが用意されています。Solaris 管理コンソールとそのすべてのツールを使用するには、SUNWCprog クラスタをインストールする必要があります。
Solaris 管理コンソールを起動すると、クライアントとサーバーが自動的に起動します。
コンソールは表示されるがツールを正常に実行できない場合は、サーバーが稼働していないか、サーバーが問題のある状態になっている可能性があります。この問題は、サーバーの停止と再起動で解決できます。
スーパーユーザーになるか、同等の役割を引き受けます。
次のコマンドでコンソールサーバーが稼働しているかどうかを調べます。
# /etc/init.d/init.wbem status |
コンソールサーバーが稼働している場合は、次のようなメッセージが表示されます。
SMC server version 2.1.0 running on port 898. |
コンソールサーバーが稼働していない場合は、次のコマンドで起動します。
# /etc/init.d/init.wbem start |
すぐに、次のようなメッセージが表示されます。
SMC server is ready. |
サーバーが稼働しているのに問題が引き続き発生している場合は、次の操作を行います。