Solaris のシステム管理 (上級編)

Procedure未使用のメモリーをチェックする方法 (sar -r)

  1. sar -r コマンドを使用すると、現在使用されていないメモリーページ数とスワップファイルのディスクブロック数が表示されます。


    $ sar -r
    00:00:00 freemem freeswap
    01:00:00    2135   401922

    次の表では、-r オプションからの出力について説明します。

    freemem

    コマンドによるサンプル収集間隔の間にユーザープロセスに利用できる平均メモリーページ数。ページサイズはマシンに応じて異なる

    freeswap

    ページスワップに使用可能な 512 バイトのディスクブロック数


例 13–13 未使用のメモリーをチェックする (sar -r)

次の例は、sar -r コマンドからの出力を示します。


$ sar -r

SunOS balmyday 5.10 s10_51 sun4u    03/18/2004

00:00:04 freemem freeswap
01:00:00   44717  1715062
02:00:01   44733  1715496
03:00:00   44715  1714746
04:00:00   44751  1715403
05:00:00   44784  1714743
06:00:00   44794  1715186
07:00:00   44793  1715159
08:00:00   44786  1714914
08:20:00   44805  1715576
08:40:01   44797  1715347
09:00:00   44761  1713948
09:20:00   44802  1715478
09:40:00   41770  1682239
10:00:00   35401  1610833
10:20:00   34295  1599141
10:40:00   33943  1598425
11:00:00   30500  1561959

Average    43312  1699242