Solaris のシステム管理 (上級編)

ProcedureUFS 割り当て制限を無効にする方法

  1. スーパーユーザーになるか、同等の役割を引き受けます。

    役割には、認証と特権コマンドが含まれます。役割の詳細については、『Solaris のシステム管理 (セキュリティサービス)』「RBAC の構成 (作業マップ)」を参照してください。

  2. ファイルシステムの割り当て制限を無効にします。


    # quotaoff [-v] -a filesystem ...
    
    -v

    UFS 割り当て制限が無効にされた場合、各ファイルシステムからメッセージを表示します。

    -a

    全ファイルシステムの UFS 割り当て制限を無効にします。

    filesystem

    指定する 1 つ以上のファイルシステムの UFS 割り当て制限を無効にします。複数のファイルシステムを指定する場合は、スペースでファイルシステム名を区切ります。


例 7–12 割り当て制限を無効にする

次の例は、 /export/home ファイルシステムの割り当て制限を無効にする方法を示しています。


# quotaoff -v /export/home
/export/home: quotas turned off