NIS サービスは、表 4–1 に示す 5 つのデーモンで提供されます。NIS サービスはサービス管理機能によって管理されます。このサービスに関する有効化、無効化、再起動などの管理アクションは svcadm コマンドを使用して実行できます。SMF の概要については、『Solaris のシステム管理 (基本編)』の第 18 章「サービスの管理 (概要)」を参照してください。また、詳細については、svcadm(1M) および svcs(1) のマニュアルページを参照してください。
表 4–1 NIS デーモン
デーモン |
機能 |
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サーバープロセス |
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バインドプロセス |
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高速マップ転送 |
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NIS パスワード更新デーモン ** 下の注を参照 ** |
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ほかのマップ (publickey など) を更新する |
rpc.yppasswdd は、r で始まるすべてのシェルを制限付きとみなします。たとえば、/bin/rksh で作業しているユーザーはそのシェルを別のシェルに変更できません。r で始まるシェルを持っているが、そのような制約を受けたくない場合は、第 7 章NIS のトラブルシューティングの対処方法を参照してください。