Solaris のシステム管理 (セキュリティサービス)

Procedureaudit_warn 電子メールエイリアスの構成方法

audit_warn スクリプトは、audit_warn という電子メールエイリアスに対してメールを生成します。有効な電子メールアドレスにこのメールを送信するには、手順 2 で説明するオプションのいずれか 1 つに従います。

  1. Primary Administrator 役割を引き受けるか、スーパーユーザーになります。

    Primary Administrator 役割には、Primary Administrator プロファイルが含まれます。役割を作成してユーザーに役割を割り当てるには、『Solaris のシステム管理 (基本編)』の第 2 章「Solaris 管理コンソールの操作 (手順)」を参照してください。

  2. audit_warn 電子メールエイリアスを構成します。

    次のオプションのいずれかを選択します。

    • オプション 1 – audit_warn スクリプトで、audit_warn 電子メールエイリアスをほかの電子メールアカウントに置き換えます。

      スクリプトの次の行で電子メールエイリアスを変更します。


      ADDRESS=audit_warn            # standard alias for audit alerts
    • オプション 2 – audit_warn 電子メールをほかの電子メールアカウントにリダイレクトします。

      この場合、audit_warn 電子メールエイリアスを適切なメールエイリアスファイルに追加します。別名の追加先として、ローカルの /etc/mail/aliases ファイル、名前空間の mail_aliases データベースのいずれかを選択します。root 電子メールアカウントを audit_warn 電子メールエイリアスのメンバーとして登録する場合、新しいエントリは次のようになります。


      audit_warn: root