Solaris のシステム管理 (セキュリティサービス)

Kerberos クライアントの構成 (作業マップ)

次の作業マップは、Kerberos クライアントの設定に関連するすべての手順が含まれます。各行には、作業識別名、その作業を行う理由、および作業へのリンクが含まれます。

作業 

説明 

参照先 

Kerberos クライアントのインストールプロファイルを確立します。 

Kerberos クライアントの自動インストールに使用されるクライアントのインストールプロファイルを生成します。 

「Kerberos クライアントのインストールプロファイルの作成方法」

Kerberos クライアントを構成します。 

手動で Kerberos クライアントをインストールします。各クライアントのインストールに独自のインストールパラメータが必要な場合に、この手順を使用します。 

「Kerberos クライアントを手動で構成する方法」

 

自動的に Kerberos クライアントをインストールします。各クライアントのインストールパラメータが同じ場合に、この手順を使用します。 

「Kerberos クライアントを自動的に構成する方法」

 

対話的に Kerberos クライアントをインストールします。2、3 のインストールパラメータを変更する必要がある場合にだけ、この手順を使用します。 

「Kerberos クライアントを対話的に構成する方法」

クライアントが root ユーザーとして NFS ファイルシステムにアクセスすることを許可します

root アクセス付きで共有される NFS ファイルシステムをクライアントがマウントできるように、root 主体をクライアント上に作成します。また、cron ジョブを実行できるように、NFS ファイルシステムへの非対話的な root アクセスをクライアントがセットアップすることを許可します。

「Kerberos によって保護された NFS ファイルシステムに root ユーザーとしてアクセスする方法」

クライアントのチケット認可チケット (TGT) を発行した KDC の確認を無効にします。 

ローカルのキータブファイルにホスト主体を保存しないクライアントが、TGT を発行した KDC とホスト主体を発行した KDC が同じサーバーであることを確認するセキュリティー検査を省略できるようにします。 

「チケット認可チケット (TGT) の確認を無効にする方法」