Solaris のシステム管理 (セキュリティサービス)

ProcedureKerberos データベースを復元する方法

  1. マスター KDC 上でスーパーユーザーになります。

  2. マスター上で、KDC デーモンを終了します。


    kdc1 # svcadm disable network/security/krb5kdc
    kdc1 # svcadm disable network/security/kadmin
    
  3. kdb_util コマンドの load コマンドを使用して、Kerberos データベースを復元します。


    # /usr/sbin/kdb5_util load [-verbose] [-d dbname] [-update] [filename] 
    -verbose

    復元する各主体とポリシー名を出力します。

    dbname

    復元するデータベース名を定義します。ファイルの絶対パスを指定できます。-d オプションを指定しない場合、デフォルトのデータベース名は /var/krb5/principal となります。

    -update

    既存のデータベースを更新します。指定しない場合、新しいデータベースが作成されるか、既存のデータベースが上書きされます。

    filename

    データベースの復元に使用するファイルを定義します。ファイルの絶対パスを指定できます。

  4. KDC デーモンを起動します。


    kdc1 # svcadm enable -r network/security/krb5kdc
    kdc1 # svcadm enable -r network/security/kadmin
    

例 23–13 Kerberos データベースの復元

次の例では、database1 というデータベースが、dumpfile ファイルから現在のディレクトリに復元されます。-update オプションが指定されていないため、復元によって新しいデータベースが作成されます。


# kdb5_util load -d database1 dumpfile