Oracle Solaris のシステム管理 (Oracle Solaris コンテナ : 資源管理と Oracle Solaris ゾーン)

Proceduredladm set-linkprop の使用方法

dladm コマンドを set-linkprop サブコマンドとともに使用して、実行中の排他的 IP ゾーンに対してデータリンクを一時的に割り当てることができます。持続的な割り当ては zonecfg コマンドを使用して行う必要があります。

データリンクを管理するには、大域ゾーン内で大域管理者になる必要があります。

  1. スーパーユーザーまたは Primary Administrator 役割になります。

    役割の作成と作成した役割のユーザーへの割り当てについては、『Solaris のシステム管理 (基本編)』「Solaris 管理ツールを RBAC と組み合わせて使用する (作業マップ)」を参照してください。

  2. dladm set-linkprop-t とともに使用して、excl という実行中のゾーンに bge0 を追加します。


    global# dladm set-linkprop -t -p zone=excl bge0
    LINK         PROPERTY        VALUE          DEFAULT        POSSIBLE
    bge0         zone            excl           --             --

    ヒント –

    -p オプションを使用すると、マシンで構文解析できる安定した形式の表示が生成されます。