Oracle Solaris のシステム管理 (Oracle Solaris コンテナ : 資源管理と Oracle Solaris ゾーン)

単位のサポート

資源制御の種類を示す大域フラグは、すべての資源制御に対して定義されます。これらのフラグは、種類に関する基本情報を prctl などのアプリケーションに伝えるために、システムによって使用されます。アプリケーションはこの情報を使用して、次の内容を判定します。

次の大域フラグを使用できます。

大域フラグ 

資源制御の種類ごとの文字列 

修飾子 

倍率 

RCTL_GLOBAL_BYTES 

バイト 

 

KB 

210

 

MB 

220

 

GB 

230

 

TB 

240

 

PB 

250

 

EB 

260

RCTL_GLOBAL_SECONDS 

秒 

 

Ks 

103

 

Ms 

106

 

Gs 

109

 

Ts 

1012

 

Ps 

1015

 

Es 

1018

RCTL_GLOBAL_COUNT 

数 

なし 

 

103

 

106

 

109

 

1012

 

1015

 

1018

資源制御に倍率値を使用できます。次の例は、倍率付きのしきい値を示します。

task.max-lwps=(priv,1K,deny)

注 –

単位修飾子は、prctlprojadd、および projmod コマンドに使用できます。project データベース自体で単位修飾子を使用することはできません。