Solaris 動的トレースガイド

プローブの作成

profile プロバイダは、ほかのプロバイダとは違って、必要に応じて動的にプローブを作成します。dtrace -l -P profile などを実行したとき、表示される全プローブのリストに必要なプロファイルプローブが含まれていない場合がありますが、このプローブは、明示的に有効にすると作成されます。

任意の分解能の profile プローブをサポートするアーキテクチャでは、時間間隔が短すぎると、マシンは時間ベースの割り込みの処理に追われることになります。その結果、マシンの本来のサービスが妨害されます。この問題を防ぐため、profile プロバイダは、200 マイクロ秒未満の間隔になるプローブの作成を拒否します。このとき、メッセージは表示されません。