本書では、SolarisTM 10 オペレーティングシステム向け Sun JavaTM Desktop System Release 3 に関するリリース情報を記載しています。
このリリースの Java Desktop System では、次のシステムをサポートします。
SPARC® プラットフォーム上で Solaris 10 オペレーティングシステムが稼働しているシステム
x86 プラットフォーム上で Solaris 10 オペレーティングシステムが稼働しているシステム
表 P–1 に、本製品リリースに関連して、Solaris オペレーティングシステムがサポートしているシステムの情報を示します。Java Desktop System マニュアルでは、x86 という用語は、表 P–1 に示すプロセッサファミリーを指します。
表 P–1 サポートされる Solaris システム
アーキテクチャ |
プロセッサファミリ |
Solaris システム |
---|---|---|
SPARC |
|
『Solaris 10 Hardware Compatibility List』には、次の場所からアクセスできます。 |
x86 |
|
Solaris 10 Hardware Compatibility List には、次の場所からアクセスできます。 |
本書は、Solaris オペレーティングシステムで Java Desktop System Release 3 を使用して、次の操作を行うユーザーを対象に書かれています。
Java Desktop System のインストール
Java Desktop System の管理
各種ロケールでの Java Desktop System の設定
次のマニュアルは、本書の参考マニュアルです。
『Java Desktop System Release 3 Accessibility Guide』
『Java Desktop System Release 3 システム管理』
『Java Desktop System Release 3 問題の解決方法』
『Java Desktop System Release 3 ユーザーズガイド』
『Java Desktop System 電子メールとカレンダ・ユーザーズガイド』
『StarSuite 7 Office Suite 管理ガイド』
『StarSuite 7 Office Suite 基本ガイド』
『StarSuite 7 Office Suite インストールの手引き』
『StarSuite 7 Office Suite ユーザーズガイド』
docs.sun.com では、Sun が提供しているオンラインマニュアルを参照することができます。マニュアルのタイトルや特定の主題などをキーワードとして、検索を行うこともできます。URL は、http://docs.sun.com です。
このマニュアルでは、次のような字体や記号を特別な意味を持つものとして使用します。
表 P–2 表記上の規則
字体または記号 |
意味 |
例 |
---|---|---|
AaBbCc123 |
コマンド名、ファイル名、ディレクトリ名、画面上のコンピュータ出力、コード例を示します。 |
.login ファイルを編集します。 ls -a を使用してすべてのファイルを表示します。 system% |
AaBbCc123 |
ユーザーが入力する文字を、画面上のコンピュータ出力と区別して示します。 |
system% su password: |
AaBbCc123 |
変数を示します。実際に使用する特定の名前または値で置き換えます。 |
ファイルを削除するには、rm filename と入力します。 |
『 』 |
参照する書名を示します。 |
『コードマネージャ・ユーザーズガイド』を参照してください。 |
「 」 |
参照する章、節、ボタンやメニュー名、強調する単語を示します。 |
第 5 章「衝突の回避」を参照してください。 この操作ができるのは、「スーパーユーザー」だけです。 |
\ |
枠で囲まれたコード例で、テキストがページ行幅を超える場合に、継続を示します。 |
sun% grep `^#define \ XV_VERSION_STRING' |
コード例は次のように表示されます。
[ ] は省略可能な項目を示します。上記の例は、filename は省略してもよいことを示しています。
| は区切り文字 (セパレータ) です。この文字で分割されている引数のうち 1 つだけを指定します。
キーボードのキー名は英文で、頭文字を大文字で示します (例: Shift キーを押します)。ただし、キーボードによっては Enter キーが Return キーの動作をします。
ダッシュ (-) は 2 つのキーを同時に押すことを示します。たとえば、Ctrl-D は Control キーを押したまま D キーを押すことを意味します。
本書では、「x86」という用語は AMD64 あるいは Intel Xeon/Pentium 製品系列と互換性のあるプロセッサを使用して製造された 32 ビットおよび 64 ビットシステムを意味します。
次の表に、Java Desktop System 用マニュアルでのマウス使用規則をまとめます。
動作 |
定義 |
---|---|
クリック |
マウスを動かさずに、左マウスボタンを押して放す |
クリック&ホールド |
左マウスボタンを押したまま放さない |
左クリック |
クリックと同じ。左クリックは、右クリックと混乱する恐れがある場合に、操作を明確にするために使用する |
中央クリック |
マウスを動かさずに、中央マウスボタンを押して放す |
右クリック |
マウスを動かさずに、右マウスボタンを押して放す |
ダブルクリック |
マウスを動かさずに、すばやく2 回押して放す |
ドラッグ |
マウスボタンをクリック&ホールドして、オブジェクトを移動する。たとえば、ウィンドウまたはアイコンをドラッグできる。デスクトップ上では、左マウスボタンおよび中央マウスボタンを使用してドラッグを実行できる |
ドラッグ&ドロップ |
マウスボタンをクリック&ホールドして、オブジェクトを移動する。たとえば、ウィンドウまたはアイコンをドラッグ&ドロップできる。オブジェクトを配置する場所でマウスボタンを放す |
グラブ |
移動する項目をポイントし、マウスボタンをクリック&ホールドする。たとえば、ウィンドウのタイトルバーをグラブし、そのウィンドウを別の場所にドラッグできる |