名前 | 形式 | 機能説明 | オプション | オペランド | 終了ステータス | ファイル | 属性 | 関連項目
pargs [-aceFlx] [pid | core]...
pargs ユーティリティーは、ターゲットプロセスまたはプロセスコアファイルを検査し、引数、環境変数と値、またはプロセス補助ベクトルを表示します。
pargs は、表示できない文字をエスケープ 8 進数として \xxx の形式で出力します。ただし、その文字が formats(5) の「Escape Sequences」セクションで指定されているいずれかの文字である場合は、そのセクションで指定されているとおりに表示します。
pargs は、ターゲットプロセスのロケールに応じて動作しようとします。ターゲットプロセスと pargs プロセスが共通の文字エンコーディングを共有していない場合、pargs は iconv(3C) 機能を使用して、抽出した文字列の表示可能なバージョンの生成を試みます。そのような変換が不可能な場合、文字列は 7 ビット ASCII で表示されます。
サポートしているオプションは、以下のとおりです。
argv[] に含まれているプロセス引数を表示します (デフォルト)。
ターゲットのロケールに関係なく、ターゲットプロセス内の文字列を 7 ビット ASCII でエンコードされた文字列と同様に処理します。iconv(3C) の使用は無効になります。
_environ シンボルまたは /proc/pid/psinfo の pr_envp によって指定される、プロセスの環境変数と値を表示します。
強制実行。別のプロセスが制御していても、ターゲットプロセスを捕捉します。
引数を単一のコマンド行で表示します。コマンド行は、/bin/sh による解釈に適した方式で表示されます。引数に表示できない文字が含まれている場合、またはターゲットプロセスが別のロケールの場合、警告メッセージが表示されます。その結果として表示されるコマンド行は、/bin/sh によって正しく解釈されない場合があります。
プロセス補助ベクトルを表示します。
次の属性については、attributes(5) を参照してください。
属性タイプ |
属性値 |
---|---|
使用条件 |
SUNWesu |
インタフェースの安定性 |
開発中 |