Oracle Solaris ZFS 管理ガイド

再帰的な ZFS スナップショット

Solaris 10 11/06 リリース: zfs snapshot コマンドを使ってファイルシステムのスナップショットを作成する場合、-r オプションを使用すると、すべての子孫ファイルシステムのスナップショットを再帰的に作成できます。また、-r オプションを使用すると、スナップショットが破棄されたときにすべての子孫スナップショットを再帰的に破棄できます。

再帰的な ZFS スナップショットは、1 つの原子動作としてすばやく作成されます。スナップショットは、まとめて (一度にすべて) 作成されるか、まったく作成されないかのどちらかです。そのような操作の利点は、子孫ファイルシステムにまたがる場合でも、常にある一貫した時間のスナップショットデータが取得されることです。

詳細は、「ZFS スナップショットを作成および破棄する」を参照してください。