ワークスペースメニューは、ワークスペースの背景をマウスボタン 3 でクリックしたときに表示されるメニューです。一般ユーザーは、メニューをカスタマイズし、メニューに項目を追加することができます。
複数ラベルでの作業がユーザーに許可されている場合は、次の条件が適用されます。
ユーザーは大域ゾーンにホームディレクトリを所有している必要があります。
カスタマイズを保存するには、大域ゾーンのプロセスが正しいラベルでユーザーのホームディレクトリに書き込める必要があります。大域ゾーンプロセスで書き込み可能なユーザーのホームディレクトリへのゾーンパスは、次のようなパスになります。
/zone/zone-name/home/username |
ユーザーは一般ユーザーのワークスペースで、「メニューをカスタマイズ」と「ワークスペースメニューに項目を追加」のオプションを使用する必要があります。ユーザーは各ラベルごとに異なるカスタマイズを作成できます。
ユーザーが役割になるときに、ワークスペースメニューへの変更は維持されます。
ワークスペースメニューに対する変更は、ユーザーの現在のラベルのホームディレクトリに保存されます。カスタマイズされるメニューファイルは .dt/wsmenu です。
ユーザーの権利プロファイルでは、必要なアクションをユーザーが実行できるようにします。
ワークスペースメニューに追加するアクションは、ユーザーの権利プロファイルのいずれかで処理する必要があります。そうしなければ、アクションの呼び出しに失敗し、エラーメッセージが表示されます。
たとえば、アクションまたはアクションが呼び出すコマンドがアカウントの権利プロファイルのいずれにもない場合でも、「実行」アクションを設定したユーザーはだれでも、任意の実行可能ファイルのアイコンをダブルクリックして実行することができます。デフォルトでは、役割に「実行」アクションは割り当てられていません。したがって、「実行」アクションを必要とするメニュー項目は、役割によって実行された場合に失敗します。