一部のゾーン管理タスクは、コマンド行から実行できます。しかし、ゾーン管理のもっとも簡単な方法は、Trusted Extensions に用意されている GUI を使用することです。
ゾーンのセキュリティー属性の構成は、Solaris 管理コンソールの「トラステッドネットワークゾーン」ツールを使用して実行します。このツールについては、「「トラステッドネットワークゾーン」ツール」を参照してください。ゾーンの構成および作成の例については、『Oracle Solaris Trusted Extensions 構成ガイド』の第 4 章「Trusted Extensions の構成 (手順)」と 「ゾーンにマルチレベルポートを作成する」を参照してください。
シェルスクリプト /usr/sbin/txzonemgr では、ゾーンの作成、インストール、初期化、起動を行うメニューベースのウィザードが提供されます。Solaris Trusted Extensions (JDS) からゾーンを管理している場合、Trusted CDE アクションではなく txzonemgr スクリプトを使用します。txzonemgr は zenity コマンドを使用します。詳細は、zenity(1) のマニュアルページを参照してください。
Trusted CDE では、ゾーンの構成と作成は Trusted_Extensionsフォルダのアクションを使用して実行できます。アクションについては、「Trusted CDE アクション」 を参照してください。アクションを使用する手順については、「Trusted Extensions の CDE 管理アクションを起動する」を参照してください。