Oracle Solaris Trusted Extensions 管理の手順

ラベルなしホストからの役割ベースの遠隔管理

Trusted Extensions で、ユーザーはトラステッドパスメニューから役割になります。その結果、役割がトラステッドワークスペースで機能するようになります。デフォルトでは、トラステッドパス以外から役割になることはできません。サイトポリシーで許可される場合、セキュリティー管理者はこのデフォルトポリシーを変更できます。これで、Solaris 管理コンソール 2.1 クライアントソフトウェアを実行しているラベルなしホストの管理者は、トラステッドホストを管理できるようになります。

このポリシー変更は、遠隔のラベルなしシステム上のユーザーが Trusted Extensions ホストにユーザーアカウントを持っている場合にのみ適用されます。Trusted Extensions のユーザーは、管理者役割になれる必要があります。管理者役割は、Solaris 管理コンソールを使用して遠隔システムを管理できます。


注意 – 注意 –

Trusted Extensions 以外のホストからの遠隔管理が有効な場合、管理環境は Trusted Extensions の管理ワークスペースより安全性が低くなります。パスワードやほかのセキュリティーデータを入力するときは注意してください。予防策として、信頼できないアプリケーションはすべて、Solaris 管理コンソールを起動する前に停止してください。