Oracle Solaris Trusted Extensions 管理の手順

Trusted Extensions によって変更される Solaris マニュアルページ

Solaris Trusted Extensions では、Solaris の次のマニュアルページに情報が追加されます。

Solaris マニュアルページ

Trusted Extensions による修正

allocate(1)

ゾーン内のデバイスの割り当てと、ウィンドウ環境内でのデバイスのクリーニングをサポートするためのオプションの追加

auditconfig(1M)

ラベル付き情報のためのウィンドウポリシーの追加

audit_class(4)

X サーバー監査クラスの追加

audit_event(4)

監査イベントの追加

auditreduce(1M)

ラベル選択子の追加

auth_attr(4)

ラベル承認の追加

automount(1M)

下位レベルのホームディレクトリをマウントおよび参照するための機能の追加

cancel(1)

ユーザーの印刷ジョブを取り消す能力へのラベル制限の追加

deallocate(1)

ゾーン内のデバイスの解放、ウィンドウ環境でのデバイスのクリーニング、解放するデバイスの種類の指定をサポートするオプションの追加

device_clean(5)

Trusted Extensions でデフォルトで呼び出される

exec_attr(4)

プロファイルオブジェクトの一種としての CDE アクションの追加

getpflags(2)

プロセスフラグ NET_MAC_AWARE および NET_MAC_AWARE_INHERIT の認識

getsockopt(3SOCKET)

ソケットの必須のアクセス制御状態 SO_MAC_EXEMPT の取得

getsockopt(3XNET)

ソケットの必須のアクセス制御状態 SO_MAC_EXEMPT の取得

ifconfig(1M)

all-zones インタフェースの追加

is_system_labeled(3C)

システムに Trusted Extensions が構成されているかどうかを判定

ldaplist(1)

Trusted Extensions ネットワークデータベースの追加

list_devices(1)

デバイスに関連するラベルなどの属性の追加

lp(1)

-nolabels オプションの追加

lpadmin(1M)

管理者の印刷管理能力へのラベル制限の追加

lpmove(1M)

管理者の印刷ジョブ移動能力へのラベル制限の追加

lpq(1B)

印刷待ち行列情報の表示へのラベル制限の追加

lprm(1B)

呼び出し元の印刷要求の削除能力へのラベル制限の追加

lpsched(1M)

管理者の印刷サービスの停止と再起動能力へのラベル制限の追加

lpstat(1)

印刷サービス状態の表示へのラベル制限の追加

netstat(1M)

拡張セキュリティー属性を表示するための -R オプションの追加

privileges(5)

PRIV_FILE_DOWNGRADE_SL などの Trusted Extensions 特権の追加

prof_attr(4)

オブジェクトラベル管理などの権利プロファイルの追加

route(1M)

拡張セキュリティー属性を経路に追加するための -secattr オプションの追加

setpflags(2)

NET_MAC_AWARE プロセスフラグの設定

setsockopt(3SOCKET)

SO_MAC_EXEMPT オプションの設定

setsockopt(3XNET)

ソケットの必須のアクセス制御 SO_MAC_EXEMPT の設定

smexec(1M)

CDE アクションの種類をサポートするためのオプションの追加

smrole(1M)

役割のラベルをサポートするためのオプションの追加

smuser(1M)

ユーザーのラベルまたは許可されるアイドル時間などのセキュリティー属性をサポートするためのオプションの追加

socket.h(3HEAD)

ラベルなし接続先のための SO_MAC_EXEMPT オプションのサポート

tar(1)

tar ファイルへのラベルの追加と、ラベルに従ったファイルの抽出の追加

tar.h(3HEAD)

ラベル付き tar ファイルで使用する属性の種類の追加

ucred_getlabel(3C)

ユーザー証明書上のラベル値の取得の追加

user_attr(4)

Trusted Extensions 固有のユーザーセキュリティー属性の追加