Wnn8 ユーザーズガイド

キー

このページでは、キースタイルの変更、キーバインドのカスタマイズの設定を行います。

この図については本文中で説明しています。

(1) 

現在のキースタイル 

 

現在のキースタイルを表示します。 

(2) 

キースタイル 

 

すでに用意されているキースタイルの中から選択することができます。各キースタイルの設定内容は、付録 D の「キーバインド一覧」に記載されています。

 

【選択項目】 

例 

 

Wnn 

ATOK 風 

MS-IME 風 

EGG 風 

ユーザーカスタマイズ 

Wnn キースタイルにする 

ATOK 風キースタイルにする 

MS-IME 風キースタイルにする 

EGG 風キースタイルにする 

ユーザーが独自にカスタマイズしたキースタイルにする (カスタマイズ実行後に有効となります) 

 
注意 – 注意 –

キースタイルの制限事項

  • 変換 ON / OFF キーとして IIIMF に登録されていないキーを Wnn のキーバインドに登録しても、変換 ON / OFF を行うことはできません。

  • Gtk アプリケーション、StarSuite などのアプリケーション上で Wnn を利用する際、アプリケーションに割り当っている hotkey と重なるキーバインドは、Wnn で割当てても使うことができません。

  • Xsun + 日本語キーボード環境では、Ctrl + Shift + F1 および Ctrl + Shift + F2 はキーバインドとして用いることができません。


(3) 

「キーカスタマイズ」ボタン 

 

選択中のキースタイルをベースに、キーバインドのカスタマイズを行います。 

このボタンをクリックすると、キーカスタマイズウィンドウが表示されます。詳しくは、表 6-3「キーカスタマイズウィンドウ」を参照してください。

(4) 

「初期設定に戻す」ボタン 

 

各項目の設定を出荷時状態に戻します。 

この図については本文中で説明しています。表 6–3 キーカスタマイズウィンドウ

[1] 

「動作モード」切り替え 

 

[2] のキーバインド一覧を、操作状態ごとに絞り込んで表示させることができます。 

 

【選択項目】 

 
 

全て (0−5) 

変換後 (0) 

変換前 (1) 

文節操作 (2) 

文字未入力 (3) 

次候補操作 (4) 

楽々入力 (5) 

すべての状態 

変換結果を修正している状態 

変換前の文字を入力している状態 

変換後に文節の長さを伸縮している状態 

文字が入力されていない状態 

候補選択をしている状態 

楽々入力候補を選択している状態 

[2] 

「キーバインド」一覧 

 

[1] の「動作モード切り替え」で指定されたモードに対して、設定変更が可能なキーバインドの一覧を表示します。 

左から、機能名、操作が有効となる動作モード、実行するキー コードの順に表示されます。 

[3] 

「OK」ボタン 

 

変更した設定を有効にして、このウィンドウを閉じます。 

[4] 

「キャンセル」ボタン 

 

変更した設定をすべて破棄して、このウィンドウを閉じます。 

[5] 

「ヘルプ」ボタン 

 

「キーカスタマイズ」についてのオンラインヘルプを表示します。 

[6] 

「変更」ボタン 

 

選択した機能に対する、キーコードの追加、削除を行います。[2] のキーバインド一覧で変更したい行を選択して、このボタンを押すとキーコード編集ウィンドウが表示されます。詳しくは、表 6-4「キーコード編集ウィンドウ」を参照してください。

この図については本文中で説明しています。表 6–4 キーコード編集ウィンドウ

<1> 

機能名 

 

選択された機能名を表示します。 

<2> 

モード 

 

選択された機能が動作するモードを表示します。 

<3> 

キーコード 

 

選択された機能のキーコードを表示します。 

この欄を編集することによって、キーコードの追加と削除が行えます。1 機能に対して、最大 10 個までキーコードを設定できます。 

【キーコードの表記】 キーコードの表記は、8 進、10 進、16 進が使用できます。これらはプログラミング言語 C における表記に準じています。 

スペースキーを表す場合、単独で用いる際には "0x20" と表記し、他のキーと組み合わせる際には Shift|space の様に "space" と表記します。 

 

○ 特殊キー 

 

スペース 

ファンクション 

  

  

矢印 

  

  

  

漢字 

変換 

無変換 

Insert 

Delete 

BackSpace 

Home 

End 

Next 

Prior 

Enter 

Tab 

0x20 

F1 

F2 

F3 

Left 

Up 

Right 

Down 

Kanji 

Henkan_Mode 

Muhenkan 

Insert 

Delete 

^H 

Home 

End 

Next 

Prior 

^M 

Tab 

 

○ コントロールキーとの組み合わせ 

 

Ctrl + A 

Ctrl + space 

^A 

Ctrl | space 

 

○ シフトキーとの組み合わせ 

 

Shift + space 

Shift + F1 

Shift | space 

Shift | F1 

 

○ アルトキーとの組み合わせ 

 

Alt + a 

Alt + Left 

Meta | a  

Meta | Left 

<4> 

「OK」ボタン 

 

変更した設定を有効にして、このウィンドウを閉じます。 

変更された内容は「キーバインド一覧」に反映されます。 

<5> 

「キャンセル」ボタン 

 

変更内容を破棄して、このウィンドウを閉じます。 

<6> 

「ヘルプ」ボタン 

 

「キーバインド」についてのオンラインヘルプを表示します。