dpkeyservlist を設定することにより、ネットワーク上の複数のライセンスサーバーホストを巡回することができます。
標準のライセンスサーバーホストに障害やライセンス不足が発生し、ライセンスの供給が受けられなくなった場合、別のサーバーホストに自動的にアクセスすることできます。
dpkeyservlist は初期状態では存在しませんので、必要に応じて新規に作成してください。
「jserver が稼動するホスト」の下記の標準ディレクトリパスで運用してください。
/etc/wnn/dp/dpkeyservlist
dpkeyservlist を参照するのは jserver です。
jserver がライセンスの供給依頼を発行する際に、ここで設定された順でライセンスサーバーホストにアクセスしていきます。
従って、必ず jserver の稼動するホスト上に配置してください。また dpkeyservlist 作成後は、そこで設定されたサーバーホストのみ参照する様になりますので注意してください。
dpkeyservlist には、ネットワーク上で稼動するライセンスサーバーホストのホスト名を 1 行ずつ列記します。記述された順にアクセスされます。
serverhost1
serverhost2
serverhost3
この例では、serverhost1 からライセンスを取得できなかった場合に、serverhost2、serverhost3 の順でライセンスを要求していきます。
ローカルマシン上でも dpkeyserv が稼動している場合は、先頭に localhost と記述してください。記述がない場合はローカルマシンの dpkeyserv を参照しなくなります。
localhost
sesrverhost1
sesrverhost2
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