Oracle Solaris Trusted Extensions 構成ガイド

ProcedureTrusted Extensions の有効化前にシステム情報を収集する

  1. システムのメインホスト名および IP アドレスを確認します。

    このホスト名はネットワーク上のホストの名前であり、大域ゾーンです。Solaris システムでは、次のように getent コマンドを実行するとホスト名が返されます。


    # getent hosts machine1
    192.168.0.11   machine1
  2. ラベル付きゾーンに対して IP アドレスの割り当てを決定します。

    2 つの IP アドレスを持つシステムは、マルチレベルサーバーとして動作します。IP アドレスが 1 つのシステムは、印刷またはマルチレベルタスクを実行するためには、マルチレベルサーバーにアクセスする必要があります。IP アドレスのオプションについては、「マルチレベルアクセスの計画」を参照してください。

    ほとんどのシステムでは、ラベル付きゾーンのために 2 つめの IP アドレスが必要になります。ラベル付きゾーン用に 2 つめの IP アドレスを持つホストの場合の例を、次に示します。


    # getent hosts machine1-zones
    192.168.0.12   machine1-zones
  3. LDAP 構成情報を収集します。

    Trusted Extensions ソフトウェアを実行する LDAP サーバーの場合、次の情報が必要です。

    • LDAP サーバーがサービスを提供する Trusted Extensions ドメインの名前

    • LDAP サーバーの IP アドレス

    • ロードする LDAP プロファイル名

    LDAP プロキシサーバーの場合、LDAP プロキシのパスワードも必要です。