Oracle Solaris Trusted Extensions 構成ガイド

ProcedureLDAP プロキシサーバーを作成する

サイトに LDAP サーバーがすでに存在する場合、Trusted Extensions システムにプロキシサーバーを作成します。

始める前に

enableShadowUpdate パラメータに TRUE を設定するように変更したクライアントから、LDAP サーバーにデータを入力しました。要件については、「Directory Server 用の LDAP クライアントの作成」を参照してください。

また、enableShadowUpdate パラメータに TRUE を設定したクライアントから、Trusted Extensions の情報を含むデータベースを LDAP サーバーに追加しました。詳細は、「Sun Java System Directory Server にデータを入力する」を参照してください。

  1. Trusted Extensions が設定されているシステムで、プロキシサーバーを作成します。


    注 –

    2 つの ldapclient コマンドを実行する必要があります。ldapclient init コマンドを実行したら、ldapclient modify コマンドを実行して、enableShadowUpdate パラメータに TRUE を設定します。


    詳細は、『Solaris のシステム管理 (ネーミングとディレクトリサービス : DNS、NIS、LDAP 編)』の第 12 章「LDAP クライアントの設定 (手順)」を参照してください。

  2. Trusted Extensions データベースがプロキシサーバーで表示できることを確認します。


    # ldaplist -l database
    
注意事項

LDAP 構成の問題解決のストラテジについては、『System Administration Guide: Naming and Directory Services (DNS, NIS, and LDAP)』の第 13 章「LDAP Troubleshooting (Reference)」を参照してください。