Oracle Solaris Trusted Extensions 構成ガイド

ProcedureTrusted Extensions での root による遠隔ログインを有効にする

Solaris OS の場合と同じように、CONSOLE エントリが無効なとき、root はラベル付きシステムから遠隔でログインできます。

ローカルファイルを編集して遠隔システムを管理する場合、次の手順に従います。

  1. トラステッドエディタで、/etc/default/login ファイルの CONSOLE= 行をコメントアウトします。


    # /usr/dt/bin/trusted_edit /etc/default/login
    

    編集した行は次のようになります。


    #CONSOLE=/dev/console
  2. ssh 接続での root ユーザーログインを許可します。

    /etc/ssh/sshd_config ファイルを変更します。デフォルトでは、ssh は Solaris システムで有効です。


    # /usr/dt/bin/trusted_edit /etc/ssh/sshd_config
    

    編集した行は次のようになります。


    PermitRootLogin yes
    
次の手順

また、ラベルなしシステムから root ユーザーとしてログインするには、「ラベルなしシステムからの遠隔ログインを有効にする」を完了してください。

役割による遠隔ログインを有効にするには、引き続き 「Trusted Extensions での役割による遠隔ログインを有効にする」を実行してください。