Solaris 10 5/09 ご使用にあたって

第 5 章 マニュアルに関する情報

この章では、ドキュメントについて知られている問題を説明します。

一部のローカライズ版ドキュメントが更新されていない

Solaris 10 5/09 リリースでは、次のローカライズ版ドキュメントが更新されていません。これらのドキュメントの内容は、対応する英語版ドキュメントと異なっている場合があります。最新のリリース情報については、英語版を参照してください。

次の表に、英語版と最新のローカライズ版との違いを示します。

ドキュメントのタイトル 

対象となる言語 

英語版で加えられた変更 

Solaris カーネルのチューンアップ・リファレンスマニュアル 

日本語 

第 1 章 – tcp_local_dack_interval 情報を追加しました 

第 4 章 – tcp_local_dack_interval 情報を更新しました 

付録 A – tcp_local_dack_interval 情報を追加しました 

付録 B – Solaris 10 情報を追加しました 

Solaris セキュリティーサービス開発ガイド 

日本語 

リンクを更新しました 

ディレクトリへの参照を /etc/crypto から etc/crypto に変更しました

Solaris のシステム管理 (デバイスとファイルシステム) 

日本語 

第 3 章 – リムーバブルメディアの例を Solaris 10 10/08 のメディア名と構造で更新しました 

第 10 章 – EFI ラベルが不要になったときに VTOC ラベルを適用し直す方法を説明するように EFI ラベルの節を更新しました 

第 11 章 – x86 システムでディスクの商品名を指定する手順を含めるように「「システム上のディスクの確認」」 の節を更新しました

第 16 章 – 次の変更を加えました 

  • この章全体にわたって ZFS ファイルシステムに関する情報を追加しました

  • 「ファイルシステムのタイプ」の節に SHAREFS の説明を追加するように「その他の仮想ファイルシステムの表」を更新しました

  • 「マルチテラバイトの UFS ファイルシステムのサポート」の節の ufsdump の例を更新しました

第 18 章 – UFS の使用法を示すように節のタイトルを更新し、また ZFS ファイルシステムの情報を追加しました 

Solaris のシステム管理 (基本編) 

日本語 

簡体字中国語 

構造上のマイナーな変更を加えました 

Solaris 10 10/08 リリースで追加された SPARC ブートアーキテクチャーの再設計の内容を変更しました 

Solaris 10 10/08 リリースの SPARC ブートアーキテクチャーの再設計機能に関する既存のディスクレスクライアントの内容を更新しました 

優先度 3 および 4 のバグをすべて修正しました 

Solaris のシステム管理 (上級編) 

日本語 

簡体字中国語 

Solaris 10 10/08 リリースでの ZFS ブートの実装に関して「ディスク使用の管理」の章を更新しました 

Solaris のシステム管理 (印刷) 

日本語 

簡体字中国語 

欠落していた例を追加しました 

誤字を修正し、誤った情報をすべて訂正しました 

『Solaris 10 5/09 Patch List』

Solaris 10 5/09 リリースでは、Solaris のパッチリストは『Solaris 10 5/09 ご使用にあたって』には記載されていません。パッチリストは、『Solaris 10 5/09 Patch List 』に記載されています。

『Solaris のシステム管理 (IP サービス)』

MAC アドレスが一意であることを確認ための手順のタイトルは「SPARC: インタフェースの MAC アドレスが一意であることを確認する方法 (Solaris 10 3/05 のみ)」です。この手順はすべての Solaris 10 Update リリースに適用されるため、このタイトルは正しくは「SPARC: インタフェースの MAC アドレスが一意であることを確認する方法」です。

『Solaris のシステム管理 (ネーミングとディレクトリサービス : NIS+ 編)』

Solaris 10 8/07 リリース以降では、Solaris OS に 2 つの個別のホストファイルはなくなりました。/etc/inet/hosts ファイルが、IPv4 エントリと IPv6 エントリの両方を含む単一のホストファイルになりました。IPv4 エントリを 2 つのホストファイルで管理して常に同期を行う必要がなくなります。/etc/inet/ipnodes ファイルは、下位互換性のために、/etc/inet/hosts ファイルへの同名のシンボリックリンクに置き換えられています。詳細は、hosts(4) のマニュアルページを参照してください。NIS クライアントとサーバーは、IPv4 または IPv6 のどちらかの RPC トランスポートを使用して通信することができます。

スウェーデン語版マニュアルの提供中止

Solaris 10 8/07 リリース以降では、マニュアルはスウェーデン語に翻訳されなくなります。最新の情報については、http://docs.sun.com/ で英語版のマニュアルを参照してください。

Application Server のマニュアルで、Java DB ではなく Derby データベースと記述されている

Application Server のマニュアルでは、Java DB データベースが「Derby」と記述されています。「Derby」という記述はすべて「Java DB」に置き換えてください。データベースは /usr/appserver/javadb にインストールされます。

Software Supplement CD に収録されていたマニュアル

Solaris 10 オペレーティングシステム以降、Supplement CD はなくなります。これまで Supplement CD に収録されていたマニュアルは、http://docs.sun.com で参照できるようになりました。この CD に収録されていたその他のコンテンツは、Solaris キットまたは Sun Microsystems の Web サイトにあります。

『Solaris のシステム管理 (基本編)』

この節では、『Solaris のシステム管理 (基本編)』の特定の章に関する訂正について説明します。


注 –

Solaris 10 1/06 リリースから、この節は Solaris のマニュアルに適用されなくなります。


ディスクレスクライアントの管理 (手順)

「ディスクレスクライアントの追加方法」の手順 4 で、ディスクレスクライアントが追加されたかどうかを確認するためのコマンドは、正しくは次のとおりです。

4. ディスクレスクライアントがインストールされたことを確認します。


# /usr/sadm/bin/smdiskless list -H host-name:898 --

『Solaris 10 インストールの手引き』と Solaris 10 インストールガイド


注 –

Solaris 10 1/06 リリースから、この節は Solaris のマニュアルに適用されなくなります。


『Solaris 10 インストールの手引き』と Solaris 10 インストールガイドで、Solaris 10 リリースでは Sun Java Enterprise System がデフォルトでインストールされると記述されていますが、これは誤りです。Solaris 10 OS とともに Sun Java Enterprise System をインストールするには、カスタムインストールを実行する必要があります。

次の各マニュアルで、Solaris 10 のインストール時に Sun Java Enterprise System がデフォルトでインストールされると記述されていますが、これは誤りです。

『Solaris 10 インストールガイド (基本編)』

『Solaris 10 インストールガイド (ネットワークインストール)』

『Solaris 10 インストールガイド (Solaris Live Upgrade とアップグレードの計画)』

『Solaris 10 インストールガイド (カスタム JumpStart /上級編)』

「Solaris のインストールおよびアップグレード (ロードマップ) - 作業マップ: Solaris ソフトウェアのインストールまたはアップグレード」を参照してください。

『Solaris 10 インストールの手引き』

「Solaris 10 OS のインストール」を参照してください。

Solaris 10 のマニュアルとマニュアルページ

S2io 社は、社名を Neterion に変更しました。Solaris 10 のマニュアルおよびマニュアルページで S2io に関する記述は、すべて Neterion と読み替えてください。