Sun Java System Directory Server Enterprise Edition 6.3 管理ガイド

Procedureオブジェクトクラスを作成する

このタスクは DSCC を使用して実行することができます。詳細については、「Directory Service Control Center のインタフェース」および DSCC オンラインヘルプを参照してください。

  1. RFC 4517 に指定された構文に従って、オブジェクトクラス定義を準備します。

  2. ldapmodify(1) コマンドを使用して、オブジェクトクラス定義を追加します。

    Directory Server によって、指定した定義に X-ORIGIN 'user defined' が追加されます。


例 12–4 オブジェクトクラスの作成

次の例では、ldapmodify コマンドを使用して、新しいオブジェクトクラスを追加します。


$ cat blogger.ldif 
dn: cn=schema
changetype: modify
add: objectClasses
objectClasses: ( 1.2.3.4.5.6.8 
 NAME 'blogger' 
 DESC 'Someone who has a blog' 
 SUP inetOrgPerson 
 STRUCTURAL 
 MAY blog )

$ ldapmodify -D cn=admin,cn=Administrators,cn=config -w - -f blogger.ldif
Enter bind password: 
modifying entry cn=schema

$

生産環境では、1.2.3.4.5.6.8 ではなく、有効な一意の OID を指定します。