Sun Java System Directory Server Enterprise Edition 6.3 管理ガイド

ProcedureGSSAPI メカニズムを設定する

次の手順は、Solaris OS 上で GSSAPI を使用するよう Directory Server を設定する方法を説明しています。

DSCC を使用してこのタスクを実行することはできません。次の手順に示すように、コマンド行を使用します。

  1. 「GSSAPI アイデンティティーマッピング」での説明に従って、GSSAPI のデフォルトアイデンティティーマッピングと任意のカスタムマッピングを作成します。

  2. サービスキーを保存するために鍵タブを作成します。

    LDAP サービスキーは、鍵タブに保存されます。

    1. 鍵タブは必ず Directory Server ユーザーのみが読み取れるようにします。

    2. ファイル名をデフォルトの /etc/krb5/krb5.keytab から変更します。

    3. デフォルトの鍵タブではなく、必ず新しい鍵タブが使用されるように、環境変数 KRB5_KTNAME を設定します。

  3. SASL 設定エントリまたは GSSAPI アイデンティティーマッピングエントリの 1 つを変更した場合は、Directory Server を再起動します。

    DNS は、ホストマシンに設定されている必要があります。